Photoshopを1週間使ってみた感想

Photoshop(フォトショップ)の体験版を1週間使ってみました。
Photoshop体験版は1週間だけ無料で使用することができます。

使用したテキストは、

  • 『Photoshopしっかり入門』(まきのゆみ著・SBクリエイティブ)
  • 『これからはじめるPhotoshopの本 [CC2017対応版]』(I&D 宮川千春 木俣カイ・技術評論社)

の2冊です。

『Photoshopしっかり入門』が難しいと感じた理由

はじめは『Photoshopしっかり入門』を使っていたのですが、難しすぎました。
難しいと感じた理由は、「ボタンの位置が分からないから」です。

Photoshopはボタンの数が多いのですが、初心者の私にはどこのボタンをクリックすればいいのかが分かりにくかったです。
『Photoshopしっかり入門』はそのあたりの説明があまり丁寧ではありませんでした。

そこで途中からは『これからはじめるPhotoshopの本』を使ったわけです。
『これからはじめるPhotoshopの本』はボタンの位置に関しては図を多用して分かりやすく書いてくれていました。

『これからはじめるPhotoshopの本』が難しいと感じた理由

では『これからはじめるPhotoshopの本』を読めば、Photoshopが分かるのかというと、それもちょっと違うと感じました。

確かにこの本はボタンの位置は詳しく説明してくれています。
そのため本の記載とおりに作業をすると、見本通りの加工にはなります。

けれど「なぜそのボタンを押すのか?」がいまいち分からないです。
そのボタンにどのような役割があり、どのような場合に使うのか? を最初に説明してもらわないと理解ができません。

もちろん説明されているボタンもありますよ。
けれど説明の無いボタンもある。

ボタンについての理解が不十分だと、自分で一人で作業する場合、どのボタンを使えばいいのか分かりませんよね。

とはいえ、この本1冊でボタンのすべてを説明しろと言っても、それは不可能でしょう。
不満点をたくさん書いていますが、だからといってこの本が悪い本だとは思いません。初心者向けの本としてしっかり作られていると思います。

結局、分からないことが出てきた場合、インターネットで調べながら進めるしかありませんね。

Photoshopの勉強方法とは

勉強をしていて思ったのですが、Photoshopの勉強というのは、つまるところ道具の使い方の勉強に過ぎません。

Photoshopの本を読んでいると、道具の使い方がこれでもかこれでもかと次々に出てきます。
まるで辞書を頭から読んでいる気分でした。辞書を頭から読んでも面白くないでしょう?

そう考えると、Photoshopの勉強方法というのは、基礎を覚えた後は実践あるのみという気がします。

先にPhotoshopで作りたいものを決め、その後、それに合う作業を探しながら学んでいく、という流れになるのではないかと思います。

入門書の入門書が必要です

あいかわらずPhotoshopが理解できません。
アマゾンで評価の高い入門書を見ながら勉強しているんですけどね。

本には「○○ボタンをクリックすると□□ができます」と書いてあるのですが、そもそも「○○ボタン」がどこにあるか分からない。

仕方がないので本屋に行って、もっと易しいPhotoshopの入門書を買ってきました。

Photoshopに限りませんが、プログラミングの勉強を始めてからというもの、入門書を読んでもよく分からないです。

PHP、Java、JavaScript…。
どの入門書を読んでもすぐに行き詰まり、その後、もっと易しい入門書を買い直すことになります。

いや、プログラミングだけではないです。
そういえば昔、office系のソフトを勉強したときも同じような苦労をしたことを思い出しました。

ワードはなんとなく使うことができたのですが、エクセルの使い方が全く分かりませんでした。
そもそもエクセルが何のためのソフトか分からなかったし、エクセルの操作の基本も分からなかったです。

たとえばエクセルで「あいうえお」と入力すると左寄せになるのに、「12345」と入力すると右寄せになります。

これは単に「文字は左寄せ、数値は右寄せ」というエクセルの仕様にしたがったに過ぎません。
しかし当時の私は、「なんで同じ操作をしたのにそうなるの? もしかして操作をまちがえた…?」と思っていました。

このように全くの異分野に飛び込んだ人間にとっては、基本事項でさえ、それが仕様でそうなったのか? それとも操作ミスなのか? が判断できないのです。

指導者がいるのであれば少しくらい難しい本を使用しても問題はないでしょう。
けれど指導者のいない初心者・独学者の場合は、入門書の入門書、初歩の初歩の本から勉強したほうがいいですね。

余談ですが、エクセルの勉強はその当時、西脇の職業訓練センターが無料講習会を開催していたので、それに参加して覚えました。

ワードコース、インターネットコース、エクセルコースの3コースあり、1コース丸3日間、全部受講すると合計丸9日間の講習でした。私はこれらすべての講習に参加してoffice系ソフトの基本を覚えたのでした。

この講習は、私がいままで(そしてその後も)受講した講習・研修の中でもっとも実生活に役立つものでした。
私のパソコン能力の基礎となっており本当に良かったです。

ホームページアドレスを投稿IDにした理由

ホームページアドレスの設定に悩む

ホームページアドレスに悩みました。

https://cheshire-cat.info/の部分はすんなり決まったんですが、問題はそれより後の部分です。

この「ウェブ制作日記」はWordPress(ワードプレス)で作成しています。
WordPressはアドレスの最後の部分(スラッグといいます)を自分で設定することができるのですが、このスラッグの設定に悩みました。

スラッグ(ホームページアドレス)は一度設定すると、それを変更しないことが望ましいのです。

スラッグには、基本設定のほかに

  • 日付と投稿名
  • 月と投稿名
  • 数字ベース
  • 投稿名
  • その他のカスタム構造

などの設定があります。

ではどのような設定にすればよいのでしょうか?

投稿名はどうか?

Googleのサーチコンソールをみると、ホームページのアドレスについては

サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します

とあります。

「意味のある単語を使用」するというのであれば投稿名をスラッグにすべきなのでしょうか。

ですが投稿名を、それも今後一切変更しないような投稿名を、毎回つくるのは面倒です。

日付はどうか?

日付をつかうと、「意味のある単語を使用」するというグーグルの方針には沿いません。
しかし明解な基準ではあります。

ただ、日付をつかうと同日に投稿した記事の区別が困難になるという弱点があります。

1日に1件しか投稿しないのであれば問題はありません。
けれど絶対2件以上投稿しないとは言いきれません。

投稿カテゴリーと投稿IDの組み合わせ

投稿カテゴリーと投稿IDを組み合わせるという方法もあります。
この方法は、私が以前利用してたホームページ制作会社が使っていたものです。

いろいろ検討したのですが、この方法はなかなか良いと考えています。

その理由は投稿カテゴリーを使うことにより、一応、コンテンツの分類を行っていること。
そして投稿IDはWordPressが自動的につけるので、使用者が投稿IDの設定に悩まなくてもよいためです。

とはいえこの方法にも問題があります。

長年ホームページを運営していると、投稿カテゴリーを再編成したくなる時があります。
その結果、投稿カテゴリーを変更するとホームページアドレスも変わってしまいます。

「将来的にホームページアドレスの変更が必要になることだけは避けたいな」と思い、この方法も採用しませんでした。

私の結論

悩んだあげく、私は投稿IDだけにしました。

投稿IDだけにすると、「意味のある単語を使用」するのが望ましいというグーグルの方針には沿いません。
またコンテンツを分類していることにもならないでしょう。

けれどそれでもやはり手間のかかることは嫌だ、という思いが勝りました。
私にとってはWordPressが適当に投稿IDをつけてくれるのが楽でいいのです。

適切なアドレスはホームページごとに異なる

私は投稿IDをアドレスにしたのですが、必ずしもこれが絶対的な正解ではありません。

たとえば投稿カテゴリーと投稿IDの組み合わせですが、私は「ウェブ制作日記」ではこの方法を採用しませんでしたが、仮に私が顧客にホームページを提供する側になったとすると、この方法を採用する可能性があります。

また投稿名をスラッグとする方法は、一般企業がきちんとしたホームページを作る場合に有効でしょう。

さらには辞書的なサイトを作る場合、投稿カテゴリーと投稿名の組み合わせにしたほうがいいでしょう。

つまり適切なアドレスというのは、ホームページの目的・構成ごとに異なるということですね。

ホームページデザインの公開までの話

前回、自作のホームページデザインを公開したわけですが、単に自分でホームページを眺めるのと、一般公開するのとでは手間が変わってきますね。

今回は作品を公開するまでの話です。

サブディレクトリの作り方が分からない

そこそも作品をどこで公開するか? という話ですが、特に他で公開しなければならない理由もないので、自分のサイトで公開しようと思っていました。

公開するためだけに独自ドメインを取得するのも面倒なので、このcheshire-cat.infoのドメインで公開することにしました。
cheshire-cat.infoにportfolioというサブディレクトリをつくり、そこに公開することにしました。

とはいえ、サブディレクトリの作り方が分からない!

どこにフォルダを作ればいいのかわからなかったし、フォルダを作ったら作ったで、今度はそこにindex.htmlファイルを置かないといけないことが分からなかったです。

今回のサイト、https://cheshire-cat.info/portfolio/2018/cheshire-cat-theme1/の場合、portfolioの部分だけでなく、2018の部分にもindexファイルが必要なんですね。もちろんcheshire-cat-theme1にも。

portfolioにはindexファイルを置いたのですが、2018の部分にはindexファイルの設定が必要とは思わなかったので、「う~ん、表示されないなぁ」と悩んでました。

公開するまでに数々の修正をした

それと公開するまでに、いや、公開後もいくつかの修正をしました。
修正点をいくつか挙げてみます。

固有名詞等の削除

まず固有名詞等の削除です。
もともと事務所用のデザインを作る、というのが当初の目的だったので、ホームページ内に固有名詞が入っています。

それを修正して回りました。
もっとも修正に不備があり、固有名詞が外部に漏れたとしても問題はないんですねどね。

アイコンの削除

外部サイトからリンクをつないで、ワンポイントとしてアイコンを利用していました。

ですが私のサイトがhttpsなのに、リンク元のサイトがhttpだったので、Googleクロームで警告というか注意が表示されました。

使用箇所はわずかだったことから、アイコンを削除しました。

ビューポートの削除

今回のホームページはレスポンシブ対応させてないのに、ビューポートだけは記述していました。
その結果、画面を小さくすると表示が崩れました。

そのことに公開後に気付いたので、ビューポートを削除しました。

アクセス解析の設置

https://cheshire-cat.infoにはグーグルアナリティクスを設置しているので、てっきり何もしなくてもサブディレクトリ以下のアクセス解析もしてくれるんだろう、と思っていましたが、どうやらそうではないようです。

それで今回のホームページの各ページにアクセス解析コードを埋め込みました。


その他、若干ですがこまごました修正を行いました。

これだけの手間がかかると分かっていれば、最初からそれに合うようにホームページを設計するのですが、いったん完成後に修正することになったので、余計に手間でした。

今回の経験を活かし、次はもう少しテンポよく進めます。

初めてホームページをデザインしてみました

ホームページのデザインを作ってみました。
下の画像をクリックするとページが開きます(別窓)。

制作の経緯

事務所のホームページ用にデザインしました。

そんなに凝ったデザインはいらないんです。
「ただただホームページがあればそれでいい」という軽い気持ちで作っています。

今回はとにかく「最低限でいいので、ひととおり作ってみる」ことが目標でした。頭でいくら考えたってホームページ作りは上達しませんしね。

これまでHTML・CSSは多少いじったことはあるのですが、一から本格的に作るのは初めてです。

また、ここに掲載したホームページは静的ホームページですが、これとは別にWordPressを組み込んだホームページも作っています。
もちろんホームページにWordPressを組み込んだのも初めてです。

ただ、残念なことにWordPress版は、プログラムが一部組めないところがあり、今回掲載したホームページとは若干、デザインが異なることになってしまいました。

ともあれ最初から最後までホームページを作ったことは大変勉強になりました。デザイン屋さんの苦労がよくわかりました。

ホームページの特徴

商業用のホームページでは、出来るだけ多くの問い合わせが入るように、ページの目立つところに電話番号などの連絡先が明記してあることも多いです。

ですがこのホームページでは、会社の電話番号・メールアドレスは「お問い合わせ」のページにしか載せないようにしてあります。

ホームページで気にっているところ

メニューバーの色ですね。
青色というか、藍色が気に入っています。

グラデーションにしているのですが、グラデーションにしたことで、光が反射したように見え、立体感が出ています。

ホームページの気になるところ

このホームページで気になるところは、全体的に立体感がないところですね。
(あまりにも立体感がなかったのでメニューバーをグラデーションにして立体感を出してみたんですよね。)

特に本文とサイドバーの区切り部分がまったくオシャレではない。

破線の区切りが安易です。
破線を一本引いただけでは全く立体的には見えない。当然のことか。

ホームページを立体的に見せるには、背景に影をつけたり、色分けをするといった何らかの工夫が必要だったんですね。

ホームページを自作しようと思ったきっかけ

最初はホームページを外注していた

「ホームページを自分で作ろう」と本気で考えたのは、2016年の年末のことでした。

その当時、事務所のホームページはB社に外注していたのですが、B社にはいろいろと不満がたまっていました。

そこで新たにホームページ制作会社を探すことにし、A社に依頼することにしました。

A社にホームページ制作を依頼した理由

実はA社というのは、B社に依頼するより以前に利用していたことのあるホームページ制作会社だったのです。

A社は独自のシステムを顧客に提供しており、このシステムが大変使いやすく、気に入っていました。
そのためA社をずっと使い続けても良かったのですが、ただ1点、改善してほしいところがありました。

それはA社のデザインです。
A社のホームページデザインは他社と比べると見劣りがしました。

そこで私はA社ではなく、デザイン性に優れたB社にホームページの制作・管理を任せることにしたのです。

そうして数年間、B社とお付きあいをしてきたのですが、数年経つとB社にも不満が出てきます。

そこでまたしてもホームページ制作会社の変更を考えるのですが、なかなか適当な会社が見つかりません。

そんなときに思いついたのが、「もう一度A社に頼んだらどうだろうか?」ということでした。

そもそも最初にA社からB社に乗り換えたきっかけは、「A社のデザインが見劣りがする」という理由です。

ですがB社で長年ホームページを運営していくうちに、「デザインなんて二の次、三の次だな。大事なのは日ごろ発信するコンテンツ(記事)だな」と思うようになりました。

つまり私にとってはデザインはA社で十分だったということです。

しかもA社が最近作成したというホームページをチェックしたのですが、以前と比べるとデザインが格段に良くなっていました。

そうするとA社を採用しない理由は何もなくなります。
そのような理由で、ふたたびB社からA社に乗り換えたのでした。

大問題が発生する

ところがA社に制作費を払い、システムにログインして「さて、記事を書こう」と意気込んだ瞬間に、大問題が発生していることに気が付きました。

それはA社のシステムです。

A社は私がかつて利用していたころとは異なり、システムを大幅に変更させていたのでした。

A社にしてみれば当然、「良かれ」と思ってシステムを変更したのでしょう。
実際、システムを変更したことによりデザインも良くなっています。

ですがその反面、新システムは旧システムと比べると動作が遅いという欠点がありました。

月に数件の記事を書く程度であれば、この遅さは気にならないかもしれません。
しかし私は毎日でも記事を書くつもりだったので、これは大きな問題でした。

ひとつひとつの遅さはそれほど大したことはありませんが、それが積み重なるとイライラします。

どうしようか? このままこのシステムで我慢するのか? それともA社はあきらめて他のホームページ制作会社を探すのか…?

悩んだ末に、私は「ホームページを自作する」という方法を選ぶことにしたのです。

私にとってホームページはビジネスの生命線です。
A社やB社と付きあうなかで、「その生命線を他人の都合に左右されるのは嫌だな」という思いが強くなったのです。

それでホームページを自作する道を選んでのでした。