ドメイン移管に1か月かかった話

私が持っているドメインの内の1つを、さくらインターネットからエックスサーバーに移管しました。
ですがドメインを移管するだけで約1か月かかってしまいました。

なぜこんなに時間がかかったのでしょうか?
経緯を書いてみます。

元はエックスサーバーにあったドメイン

最初に書いておくと、今回移管したドメイン(仮にinfoドメインとします)はもともとエックスサーバーで管理していたドメインでした。
私がホームページ制作会社にホームページ制作を依頼したときに、ホームページ制作会社が会社名義でエックスサーバーで管理していたものです。

それをホームページ制作会社との契約が切れるにあたり、私が自分名義で管理したいと考えました。

このとき一番いいのは、ドメインをエックスサーバーに置いたまま、名義だけをホームページ制作会社から私に変更してもらうことです。
私はレンタルサーバーの中でもエックスサーバーを評価しているので、それができるのであれば都合が良かったのです。

しかしこの方法は不可能ではなかったのですが、諸々の事情で断念しました。
結局、いったんドメインを別のレンタルサーバーに移管させることに落ち着いたのです。

そこでドメインをさくらインターネットに移管し、私名義にしました。

エックスサーバーへの移管を試みる

それから4か月が経過し、そろそろエックスサーバーにドメインを戻そうと考えました。
さくらインターネットに移管を伝え、(infoドメインだったため)オースコードを取得しました(このときのオースコードは記号が入っていないもの)。

ところがエックスサーバーの管理画面から手続きを進めたのに移管申請に失敗します。
そこでエックスサーバーに電話で問い合わせたのですが、「技術的な問題はメールで問い合わせてください」とのことでした。

そこからサーバー側との複数回にわたるやり取りが始まります。
このときのエックスサーバーとのやり取り(移管申請までのやり取り)を表にまとめました。

エックスサーバーとのやり取り

回数 方法 質問 回答
1 電話 移管申請に失敗した メールで問い合わせてください
2 メール ホームページ制作会社の名前が残っているのではないか? 以前の契約情報が残っていました
3 メール 移管申請に失敗した 確かに移管申請しましたか?
4 メール 移管申請はしました オースコードを確認してください
5 メール オースコードを送る オースコードに記号がありません。オースコードには記号を含めてください
6 メール 記号を含んだオースコードを入力したが、移管に失敗した Whois情報が代理公開情報になっています
7 電話 Whois情報を変更したが移管に失敗した 変更から2日ほどかかることがあります
8 メール Whois情報を変更したが移管に失敗した 変更から2日ほどかかることがあります
9 メール (4日後)移管に失敗した 移管申請手続きを進めてください
10 電話 (2度目の同一質問)移管申請に失敗した メールで問い合わせてください
11 メール (3度目の同一質問)移管申請に失敗した 当社サービスに不具合がありました

以上がドメイン移管申請をするまでのエックスサーバーとのやり取りです。

ここにはエックスサーバーとのやり取りだけを記載しましたが、その間にさくらインターネットとも状況確認のやり取りをしています。
また移管申請ができた後も、ドメイン移管未完了の通知が届いたので、その件でもエックスサーバーに問い合わせています。

結果、移管が完了するまでにサーバー側とやり取りした回数は、エックスサーバーおよびさくらインターネット合わせて十数回になります。

ドメイン移管に時間がかかったのはこのようなやり取りをしていたからなのでした。

エックスサーバーのサポート体制

今回のドメイン移管では主にエックスサーバーとやり取りをしたのですが、やり取りの中でエックスサーバーのサポート体制について思うことがあったので書いてみます。

電話サポート

今回、残念だったのはエックスサーバーの電話サポートですね。
技術的な質問に全く回答できなかったです。

別に電話サポートに高い技術レベルを求めてはいませんが、何を聞いても「その件はメールで問い合わせてください」と言われるのにはがっかりでした。

実は、以前にも今回と全く同じ状況でドメイン移管手続きをしたことがあるのですが、そのときは途中で状況を理解できる方と話をさせてもらい、スムーズにドメイン移管が進みました。

今回もそのような対応を期待したのですが、そうはならなかったですね。
以前の対応が例外的対応だったのかもしれません。

メールサポート

これに対してメールサポートは良かったですね。

まず問い合わせ後、数時間以内に返信メールが来るのは良いですね。
即答できないものについては、「改めて回答しますという」メールが来たのち、後日回答メールが来ました。

また文面も丁寧です。このあたりは「さすがだな」と思いました。

細かいことを言うと、私の返信メールに対して、そのまま再返信しないのも良い対応ですね。
そのまま再返信すると、件名に何度も「Re」が付くので、件名が読みづらくなります。

最終的にはエックスサーバー側の不具合により移管が延びたところはありますが、私にもWhois情報を変更しなかったミスがありますし、このへんはお互い様といったところでしょう。

むしろ不具合があったことをきちんとお詫びする姿勢は素晴らしいなと思いました。

あとはもう少し電話サポートを頑張ってほしいのですが、なんとかならないですかね(笑)。

SSLの更新は手動でしないとダメなの?

サイトをSSL化した理由

このホームページのアドレスはhttps://cheshire-cat.infoです。
以前はhttp://cheshire-cat.infoでした。

httpがhttpsになったんですね。

httpとhttpsの違いは、通信を暗号化しているか? していないか? にあります。
httpsはSSL(Secure Socket Layer)という技術を使って、通信を暗号化しているのです。

別にこのサイト程度であれば、盗まれて困る情報もないので暗号化しなくてもいいとは思っています。

けれど最近、暗号化していないサイトはインターネットを閲覧できるソフト、特にグーグルクロームを使う場合に画面に注意が表示されるようになりました。

グーグルクロームはインターネットエクスプローラーと共に、もっとも使われているソフトです。

その画面に注意表示が出されるのでは、サイトの安全性・信ぴょう性が疑われます。
それでサイトをSSL化することにしました。

SSLの有効期限

サイトのSSL化ですが、これは1度行えば永久に使える、というわけではありません。
SSLには有効期限があって、一般的には1年です。

けれど私はSSL化にお金を払いたくなかったので無料のSSLを使いました(Let’s EncryptというSSLです)。
その代わりLet’s Encryptは有効期限が90日と短いです。

最初は私が使っているサーバー(エックスサーバー)が独自に有効期限を90日に設定しているのかな? と思ったのですが、Let’s Encryptの仕様が90日だそうで、これはエックスサーバーに原因があるのではないですね。

その代わり、原則としてエックスサーバーが90日ごとに自動更新してくれるようです。

SSLを手動更新しなければならないときもある…

ですが、常にエックスサーバーが自動更新してくれるわけではないんですね。
それに今日気付きました。

今日、エックスサーバーからメールが来ました。
「SSLが自動更新できませんでした」という内容でした。

「なぜ自動更新できないのか?」と思い、原因を調べたところ、どうやらホームページに転送設定をかけている場合は、SSLの自動更新ができないようです。

どういうことか説明すると、このホームページアドレスはhttps://cheshire-cat.infoですが、仮にアドレスバーにhttp://cheshire-cat.infoと入力しても、https://cheshire-cat.infoのホームページが表示されます。

これは私がそのような設定、つまりは転送設定をかけているからです。

これに対し、仮に転送設定をしない場合は、https://cheshire-cat.infoとhttp://cheshire-cat.infoの両方のサイトを表示させることが可能です。
ですが、そういうことをしたくないからこそ、転送設定をしているわけですよ。

.htaccessを設定する

このまま何もしないとhttpsからhttpに戻ってしまいます。
それは困るので、SSLを手動で更新することにしました。

そこで転送設定を一時的に止めます。
転送設定が止まっている間は、SSLを手動更新できるからです。

SSLを止めるためには、.htaccessというファイルを設定し直さなければなりません。

その設定を先ほど終え、SSLを更新させました。
SSL更新後、すぐに.htaccessを再設定して、転送設定をつけたんですけどね。

それにしてもSSLを更新するたびに.htaccessを設定し直すのは面倒ですね。

有料のSSLなら自動更新してくれるのでしょうか?
自動更新してくれるであれば有料のSSLを使うことも今後の選択肢になってきますね。

ホームページの模写をはじめた話

模写を始めた理由

最近、ホームページの模写をはじめました。
とりあえず1件模写してみました。以下をクリックしてみてください。

Natural Shop Coco ナチュラルショップ ココ

ホームページの模写を始めた理由は、ずばり私のデザイン力の向上ですね。

最初はきれいな写真・見栄えのいい写真を使えばホームページのデザインも良くなるんだろう、と思っていました。
けれどそのうち、きれいな写真を使ってもデザインが良くなるわけではないことに気付きました。

あたりまえですね。

写真を使わなくても、デザイン性に優れたホームページはいくらでもあります。
またデザインが悪いのに、写真だけきれいにしても、かえってアンバランスで見栄えが悪くなることもあるでしょう。

やはり良いホームページを作るためには、デザイン力そのものを向上させるしかないわけです。

デザインの本を読んでみるが…

デザイン力を身に付けるために、デザイン構成とか配色に関する本を読んでみました。

しかし、これも違う気がしました。
たしかにそういう本も必要ではあるのですが、ホームページの作成経験が少ない人間がそのような本を読んでも、いわゆる机上の空論・畳の水練となり、あまり意味はない気がします。

ホームページ制作の何が難しいのか? どのような点につまづくのか? といったことを認識したうえでないと、デザインの本を読んでも活かせないと思います。

やはり、まずは自分でホームページを多数つくってみる。それが大事ですね。

ただし、自分の感性でホームページを作っても素晴らしいデザインはできないので、まずは優れた見本を真似ることにしました。

見本を真似ることで、そのホームページの何が素晴らしいのか? どのようなテクニックを使っているのか? そういった点を学びたいと思います。

紳竜の研究

私が模写で思い出すのは、『紳竜の研究』というDVDです。

漫才コンビ「紳助・竜介」についてのDVDなのですが、このなかに収録されている、島田紳助さんが吉本のお笑い芸人の養成所で授業をされている部分は大変参考になります。

この授業は全編参考になるのですが、このなかで紳助さんは自身の漫才の勉強ついてこう語っています。

録音テープを懐に忍ばせ、面白いと思う漫才コンビの漫才を録音したそうです。
そしてそれを「紙に書いていった」といいます。漫才を耳で聞くだけではだめだそうです。耳で聞いただけでは面白い理由はわからないと言います。

そうではなくて漫才を紙に書き出し、分析し、考えることで分かってきたことがあるそうです。
落ちのパターンとか、間の数とか…。

そうやって面白い漫才を分析したうえで、自分なりのスタイルを確立していったという話なんですね。

この話はもちろん漫才に限った話ではないです。
私のやろうとしているホームページ制作にも通じますし、他の仕事でも同じことですね。

ですから基礎を確立するまでは、私もホームページの模写を続けたいと思います。

模写「Natural Shop Coco」

ホームページを模写してみました。

模写したのは『おしゃれなWebサイトテンプレート集』(山口有由希、坂本可南子、梶嶋えりか / 技術評論社)という本の最初に掲載されているデザインです(Template_01を模写しました)。

はじめは単にコードを書き写して勉強しようと思ったのですが、途中で「そんなことをしてもつまらないな」と思い、コードを見ずに模写することにしました。

そして模写して完成させたサイトがこちらです。
画像などの素材は『おしゃれなWebサイトテンプレート集』に入っているものを使っています。

Natural Shop Coco ナチュラルショップ ココ

オリジナルは数ページの作品ですが、今回、模写したのはトップページだけです。
またオリジナルはJQueryを実装しているのですが、私がやりたかったのはホームページのデザインを真似ることなので、模写サイトではJQueryは実装していません。

模写した感想

技術の問題

まず困ったのは技術的なことです。
私の技術のいたらなさから、やりたい装飾がすっと出てこないのは困りました。

たとえば文字や画像を縦方向にそろえる方法や画像の重なりをうまく調整する方法などは参考書を見ながら進めなければなりませんでした。

対象物のとらえ方の問題

当然ですが、デザインを見たときに「どのようにすればコードを簡単に書けるのか?」 を常に意識する必要があります。
たとえば同種のデザインであれば、それらを一括でコーディングできないか? と考えるのは当然のことです。

けれど今回、私は対象物のとらえ方が下手だったので、余計なコーディングをしなければなりませんでした。

細かな調整

こまごましたデザインの調整には苦労させられました。

もちろん、そのような細かな点までしっかりと表現するからこそ、デザインとして優れたものになるんですけどね。

仕事であれば細かなところもしっかり作りこまなければならないのですが、模写であれば、全体のバランス・見栄えさえよければ、こまごましたところは飛ばしてしまってもいいかもしれませんね。

Photoshopを1週間使ってみた感想

Photoshop(フォトショップ)の体験版を1週間使ってみました。
Photoshop体験版は1週間だけ無料で使用することができます。

使用したテキストは、

  • 『Photoshopしっかり入門』(まきのゆみ著・SBクリエイティブ)
  • 『これからはじめるPhotoshopの本 [CC2017対応版]』(I&D 宮川千春 木俣カイ・技術評論社)

の2冊です。

『Photoshopしっかり入門』が難しいと感じた理由

はじめは『Photoshopしっかり入門』を使っていたのですが、難しすぎました。
難しいと感じた理由は、「ボタンの位置が分からないから」です。

Photoshopはボタンの数が多いのですが、初心者の私にはどこのボタンをクリックすればいいのかが分かりにくかったです。
『Photoshopしっかり入門』はそのあたりの説明があまり丁寧ではありませんでした。

そこで途中からは『これからはじめるPhotoshopの本』を使ったわけです。
『これからはじめるPhotoshopの本』はボタンの位置に関しては図を多用して分かりやすく書いてくれていました。

『これからはじめるPhotoshopの本』が難しいと感じた理由

では『これからはじめるPhotoshopの本』を読めば、Photoshopが分かるのかというと、それもちょっと違うと感じました。

確かにこの本はボタンの位置は詳しく説明してくれています。
そのため本の記載とおりに作業をすると、見本通りの加工にはなります。

けれど「なぜそのボタンを押すのか?」がいまいち分からないです。
そのボタンにどのような役割があり、どのような場合に使うのか? を最初に説明してもらわないと理解ができません。

もちろん説明されているボタンもありますよ。
けれど説明の無いボタンもある。

ボタンについての理解が不十分だと、自分で一人で作業する場合、どのボタンを使えばいいのか分かりませんよね。

とはいえ、この本1冊でボタンのすべてを説明しろと言っても、それは不可能でしょう。
不満点をたくさん書いていますが、だからといってこの本が悪い本だとは思いません。初心者向けの本としてしっかり作られていると思います。

結局、分からないことが出てきた場合、インターネットで調べながら進めるしかありませんね。

Photoshopの勉強方法とは

勉強をしていて思ったのですが、Photoshopの勉強というのは、つまるところ道具の使い方の勉強に過ぎません。

Photoshopの本を読んでいると、道具の使い方がこれでもかこれでもかと次々に出てきます。
まるで辞書を頭から読んでいる気分でした。辞書を頭から読んでも面白くないでしょう?

そう考えると、Photoshopの勉強方法というのは、基礎を覚えた後は実践あるのみという気がします。

先にPhotoshopで作りたいものを決め、その後、それに合う作業を探しながら学んでいく、という流れになるのではないかと思います。

入門書の入門書が必要です

あいかわらずPhotoshopが理解できません。
アマゾンで評価の高い入門書を見ながら勉強しているんですけどね。

本には「○○ボタンをクリックすると□□ができます」と書いてあるのですが、そもそも「○○ボタン」がどこにあるか分からない。

仕方がないので本屋に行って、もっと易しいPhotoshopの入門書を買ってきました。

Photoshopに限りませんが、プログラミングの勉強を始めてからというもの、入門書を読んでもよく分からないです。

PHP、Java、JavaScript…。
どの入門書を読んでもすぐに行き詰まり、その後、もっと易しい入門書を買い直すことになります。

いや、プログラミングだけではないです。
そういえば昔、office系のソフトを勉強したときも同じような苦労をしたことを思い出しました。

ワードはなんとなく使うことができたのですが、エクセルの使い方が全く分かりませんでした。
そもそもエクセルが何のためのソフトか分からなかったし、エクセルの操作の基本も分からなかったです。

たとえばエクセルで「あいうえお」と入力すると左寄せになるのに、「12345」と入力すると右寄せになります。

これは単に「文字は左寄せ、数値は右寄せ」というエクセルの仕様にしたがったに過ぎません。
しかし当時の私は、「なんで同じ操作をしたのにそうなるの? もしかして操作をまちがえた…?」と思っていました。

このように全くの異分野に飛び込んだ人間にとっては、基本事項でさえ、それが仕様でそうなったのか? それとも操作ミスなのか? が判断できないのです。

指導者がいるのであれば少しくらい難しい本を使用しても問題はないでしょう。
けれど指導者のいない初心者・独学者の場合は、入門書の入門書、初歩の初歩の本から勉強したほうがいいですね。

余談ですが、エクセルの勉強はその当時、西脇の職業訓練センターが無料講習会を開催していたので、それに参加して覚えました。

ワードコース、インターネットコース、エクセルコースの3コースあり、1コース丸3日間、全部受講すると合計丸9日間の講習でした。私はこれらすべての講習に参加してoffice系ソフトの基本を覚えたのでした。

この講習は、私がいままで(そしてその後も)受講した講習・研修の中でもっとも実生活に役立つものでした。
私のパソコン能力の基礎となっており本当に良かったです。

ホームページアドレスを投稿IDにした理由

ホームページアドレスの設定に悩む

ホームページアドレスに悩みました。

https://cheshire-cat.info/の部分はすんなり決まったんですが、問題はそれより後の部分です。

この「ウェブ制作日記」はWordPress(ワードプレス)で作成しています。
WordPressはアドレスの最後の部分(スラッグといいます)を自分で設定することができるのですが、このスラッグの設定に悩みました。

スラッグ(ホームページアドレス)は一度設定すると、それを変更しないことが望ましいのです。

スラッグには、基本設定のほかに

  • 日付と投稿名
  • 月と投稿名
  • 数字ベース
  • 投稿名
  • その他のカスタム構造

などの設定があります。

ではどのような設定にすればよいのでしょうか?

投稿名はどうか?

Googleのサーチコンソールをみると、ホームページのアドレスについては

サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します

とあります。

「意味のある単語を使用」するというのであれば投稿名をスラッグにすべきなのでしょうか。

ですが投稿名を、それも今後一切変更しないような投稿名を、毎回つくるのは面倒です。

日付はどうか?

日付をつかうと、「意味のある単語を使用」するというグーグルの方針には沿いません。
しかし明解な基準ではあります。

ただ、日付をつかうと同日に投稿した記事の区別が困難になるという弱点があります。

1日に1件しか投稿しないのであれば問題はありません。
けれど絶対2件以上投稿しないとは言いきれません。

投稿カテゴリーと投稿IDの組み合わせ

投稿カテゴリーと投稿IDを組み合わせるという方法もあります。
この方法は、私が以前利用してたホームページ制作会社が使っていたものです。

いろいろ検討したのですが、この方法はなかなか良いと考えています。

その理由は投稿カテゴリーを使うことにより、一応、コンテンツの分類を行っていること。
そして投稿IDはWordPressが自動的につけるので、使用者が投稿IDの設定に悩まなくてもよいためです。

とはいえこの方法にも問題があります。

長年ホームページを運営していると、投稿カテゴリーを再編成したくなる時があります。
その結果、投稿カテゴリーを変更するとホームページアドレスも変わってしまいます。

「将来的にホームページアドレスの変更が必要になることだけは避けたいな」と思い、この方法も採用しませんでした。

私の結論

悩んだあげく、私は投稿IDだけにしました。

投稿IDだけにすると、「意味のある単語を使用」するのが望ましいというグーグルの方針には沿いません。
またコンテンツを分類していることにもならないでしょう。

けれどそれでもやはり手間のかかることは嫌だ、という思いが勝りました。
私にとってはWordPressが適当に投稿IDをつけてくれるのが楽でいいのです。

適切なアドレスはホームページごとに異なる

私は投稿IDをアドレスにしたのですが、必ずしもこれが絶対的な正解ではありません。

たとえば投稿カテゴリーと投稿IDの組み合わせですが、私は「ウェブ制作日記」ではこの方法を採用しませんでしたが、仮に私が顧客にホームページを提供する側になったとすると、この方法を採用する可能性があります。

また投稿名をスラッグとする方法は、一般企業がきちんとしたホームページを作る場合に有効でしょう。

さらには辞書的なサイトを作る場合、投稿カテゴリーと投稿名の組み合わせにしたほうがいいでしょう。

つまり適切なアドレスというのは、ホームページの目的・構成ごとに異なるということですね。

ホームページデザインの公開までの話

前回、自作のホームページデザインを公開したわけですが、単に自分でホームページを眺めるのと、一般公開するのとでは手間が変わってきますね。

今回は作品を公開するまでの話です。

サブディレクトリの作り方が分からない

そこそも作品をどこで公開するか? という話ですが、特に他で公開しなければならない理由もないので、自分のサイトで公開しようと思っていました。

公開するためだけに独自ドメインを取得するのも面倒なので、このcheshire-cat.infoのドメインで公開することにしました。
cheshire-cat.infoにportfolioというサブディレクトリをつくり、そこに公開することにしました。

とはいえ、サブディレクトリの作り方が分からない!

どこにフォルダを作ればいいのかわからなかったし、フォルダを作ったら作ったで、今度はそこにindex.htmlファイルを置かないといけないことが分からなかったです。

今回のサイト、https://cheshire-cat.info/portfolio/2018/cheshire-cat-theme1/の場合、portfolioの部分だけでなく、2018の部分にもindexファイルが必要なんですね。もちろんcheshire-cat-theme1にも。

portfolioにはindexファイルを置いたのですが、2018の部分にはindexファイルの設定が必要とは思わなかったので、「う~ん、表示されないなぁ」と悩んでました。

公開するまでに数々の修正をした

それと公開するまでに、いや、公開後もいくつかの修正をしました。
修正点をいくつか挙げてみます。

固有名詞等の削除

まず固有名詞等の削除です。
もともと事務所用のデザインを作る、というのが当初の目的だったので、ホームページ内に固有名詞が入っています。

それを修正して回りました。
もっとも修正に不備があり、固有名詞が外部に漏れたとしても問題はないんですねどね。

アイコンの削除

外部サイトからリンクをつないで、ワンポイントとしてアイコンを利用していました。

ですが私のサイトがhttpsなのに、リンク元のサイトがhttpだったので、Googleクロームで警告というか注意が表示されました。

使用箇所はわずかだったことから、アイコンを削除しました。

ビューポートの削除

今回のホームページはレスポンシブ対応させてないのに、ビューポートだけは記述していました。
その結果、画面を小さくすると表示が崩れました。

そのことに公開後に気付いたので、ビューポートを削除しました。

アクセス解析の設置

https://cheshire-cat.infoにはグーグルアナリティクスを設置しているので、てっきり何もしなくてもサブディレクトリ以下のアクセス解析もしてくれるんだろう、と思っていましたが、どうやらそうではないようです。

それで今回のホームページの各ページにアクセス解析コードを埋め込みました。


その他、若干ですがこまごました修正を行いました。

これだけの手間がかかると分かっていれば、最初からそれに合うようにホームページを設計するのですが、いったん完成後に修正することになったので、余計に手間でした。

今回の経験を活かし、次はもう少しテンポよく進めます。

初めてホームページをデザインしてみました

ホームページのデザインを作ってみました。
下の画像をクリックするとページが開きます(別窓)。

制作の経緯

事務所のホームページ用にデザインしました。

そんなに凝ったデザインはいらないんです。
「ただただホームページがあればそれでいい」という軽い気持ちで作っています。

今回はとにかく「最低限でいいので、ひととおり作ってみる」ことが目標でした。頭でいくら考えたってホームページ作りは上達しませんしね。

これまでHTML・CSSは多少いじったことはあるのですが、一から本格的に作るのは初めてです。

また、ここに掲載したホームページは静的ホームページですが、これとは別にWordPressを組み込んだホームページも作っています。
もちろんホームページにWordPressを組み込んだのも初めてです。

ただ、残念なことにWordPress版は、プログラムが一部組めないところがあり、今回掲載したホームページとは若干、デザインが異なることになってしまいました。

ともあれ最初から最後までホームページを作ったことは大変勉強になりました。デザイン屋さんの苦労がよくわかりました。

ホームページの特徴

商業用のホームページでは、出来るだけ多くの問い合わせが入るように、ページの目立つところに電話番号などの連絡先が明記してあることも多いです。

ですがこのホームページでは、会社の電話番号・メールアドレスは「お問い合わせ」のページにしか載せないようにしてあります。

ホームページで気にっているところ

メニューバーの色ですね。
青色というか、藍色が気に入っています。

グラデーションにしているのですが、グラデーションにしたことで、光が反射したように見え、立体感が出ています。

ホームページの気になるところ

このホームページで気になるところは、全体的に立体感がないところですね。
(あまりにも立体感がなかったのでメニューバーをグラデーションにして立体感を出してみたんですよね。)

特に本文とサイドバーの区切り部分がまったくオシャレではない。

破線の区切りが安易です。
破線を一本引いただけでは全く立体的には見えない。当然のことか。

ホームページを立体的に見せるには、背景に影をつけたり、色分けをするといった何らかの工夫が必要だったんですね。