ホームページを自作しようと思ったきっかけ

最初はホームページを外注していた

「ホームページを自分で作ろう」と本気で考えたのは、2016年の年末のことでした。

その当時、事務所のホームページはB社に外注していたのですが、B社にはいろいろと不満がたまっていました。

そこで新たにホームページ制作会社を探すことにし、A社に依頼することにしました。

A社にホームページ制作を依頼した理由

実はA社というのは、B社に依頼するより以前に利用していたことのあるホームページ制作会社だったのです。

A社は独自のシステムを顧客に提供しており、このシステムが大変使いやすく、気に入っていました。
そのためA社をずっと使い続けても良かったのですが、ただ1点、改善してほしいところがありました。

それはA社のデザインです。
A社のホームページデザインは他社と比べると見劣りがしました。

そこで私はA社ではなく、デザイン性に優れたB社にホームページの制作・管理を任せることにしたのです。

そうして数年間、B社とお付きあいをしてきたのですが、数年経つとB社にも不満が出てきます。

そこでまたしてもホームページ制作会社の変更を考えるのですが、なかなか適当な会社が見つかりません。

そんなときに思いついたのが、「もう一度A社に頼んだらどうだろうか?」ということでした。

そもそも最初にA社からB社に乗り換えたきっかけは、「A社のデザインが見劣りがする」という理由です。

ですがB社で長年ホームページを運営していくうちに、「デザインなんて二の次、三の次だな。大事なのは日ごろ発信するコンテンツ(記事)だな」と思うようになりました。

つまり私にとってはデザインはA社で十分だったということです。

しかもA社が最近作成したというホームページをチェックしたのですが、以前と比べるとデザインが格段に良くなっていました。

そうするとA社を採用しない理由は何もなくなります。
そのような理由で、ふたたびB社からA社に乗り換えたのでした。

大問題が発生する

ところがA社に制作費を払い、システムにログインして「さて、記事を書こう」と意気込んだ瞬間に、大問題が発生していることに気が付きました。

それはA社のシステムです。

A社は私がかつて利用していたころとは異なり、システムを大幅に変更させていたのでした。

A社にしてみれば当然、「良かれ」と思ってシステムを変更したのでしょう。
実際、システムを変更したことによりデザインも良くなっています。

ですがその反面、新システムは旧システムと比べると動作が遅いという欠点がありました。

月に数件の記事を書く程度であれば、この遅さは気にならないかもしれません。
しかし私は毎日でも記事を書くつもりだったので、これは大きな問題でした。

ひとつひとつの遅さはそれほど大したことはありませんが、それが積み重なるとイライラします。

どうしようか? このままこのシステムで我慢するのか? それともA社はあきらめて他のホームページ制作会社を探すのか…?

悩んだ末に、私は「ホームページを自作する」という方法を選ぶことにしたのです。

私にとってホームページはビジネスの生命線です。
A社やB社と付きあうなかで、「その生命線を他人の都合に左右されるのは嫌だな」という思いが強くなったのです。

それでホームページを自作する道を選んでのでした。